着こなし・刀・中年太り

友達がいない。————前言撤回。正確に言えばいる。

一番仲の良い友人はクスリと宗教にハマって人格が変わってしまったし、よくゲームを一緒にやっていた友達はapexにのめりこみすぎてて、どこでもapexの話しかしてこないので引いてしまった。

なので友達が欲しい。これを考えると、昔マッチングアプリで会った女が、いろんなコミュニティは持っておいたほうがいいと言っていたのがやけに頭に残る。マッチングアプリで会った割にはいいこと言う女だった。ただ、月のようにシャクれていたし、性格も悪かったのでその言葉だけを収穫として縁を絶ったが。

どういう技術であの顎を隠したのだろうか。最近の写真は信用できない。

話が脱線したが、友達がいないこと嘆いても仕方ないので、また別のレーンに脱線させよう。

最近は小説を読んでいる。小説って正解がないからいいよね。自分は対戦ゲームとかの正解(=勝つ) が存在することをやっていたから、小説はいろんな世界が作れて、その世界には正解も不正解もない、その世界をただ楽しむだけの時間っていうのがすばらしい。良くない言い方をすれば、楽。

自分の性格的に、正解があるならそこを選んで努力してしまうから、どんな楽しみかたもできる物事を選んだほうがいいんだなと最近気づいた。また対戦ゲームの話になるけど、勝つことが正解だったから。使いたいキャラを使う、技を使うっていう楽しみかたもあるけど、結局そこを突き詰めると行きつくのは勝つことだし。

 

なので、超短編書きます。

つっても頭に何も浮かばないのでランダムに単語貰って、それで書いてみようと思います。

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着こなし・刀・中年太り が出ました。むず。

 

 人間は生まれたときから道具と共に育ち、道具から学び、道具を作ってきた。

道具、モノで溢れかえる現代だが、ミニマリストと呼ばれる生き方を選ぶ人が増えてきているらしい。物質主義から離れ、最低限の道具のみで生活をするそうだ。真似をしたいとは思わないが、それを選択肢として選ぶことができるほど豊かになったというのは人間の進歩の成果だろう。

 ミニマリストと聞いたときに、日本には古来からミニマリストとして生きた人がいることに気づいた。文明開化に消えた男たち、武士である。

どんなみすぼらしい服でも見事に”着こなし”、腰に据えた日本”刀”と武士としての魂だけを持ってさすらう姿は、まさにミニマリストと言い換えられるのではないだろうか。

 

————ミニマリストを武士とまで言い換えられたことに満足した私は、それを自称している男が動画を投稿していたので、見てみることにした。再生ボタンを押した瞬間、”中年太り”の大きな腹が映る。なにがミニマリストだ。一番いらないものを体に付けたままではないか。

 

 

 

以上です。オチは皮肉も効かせたいいかんじになったんじゃないでしょうかね。これ楽しいかも。